「恵比須図」

仙厓義梵

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作家名
仙厓義梵
作品名
「恵比須図」
寸 法
本紙:79.0×28.0 cm
総丈:163.0×32.4 cm
手 法
紙・墨
備 考
・画面右に「仙厓」・印「仙厓」
【賛】「福釣る/鯛を釣ろ○」
・韜光玄譲(号、竹皮)箱
   韜光玄譲(1853~)…臨済宗の僧。
   福岡市博多区にある幻住庵住職で、
   竹皮と号した。仙厓が晩年、
   幻住庵内の虚白院に隠居した
   関係で、韜光は仙厓作品の
   箱書き依頼を多く受けている。
・類似作品『仙厓と禅の世界』(出光美術館
 刊/2013年)掲載No.50
解 説
仙厓義梵(1750-1837)は、江戸時代の臨済宗の禅僧、画家。
美濃国で生まれ、11歳の頃に臨済宗の僧となり、19歳になり行脚に出る。後に月船禅彗の門下に入り、32歳で印可を受け、再び行脚の旅に出る。39歳の時に博多の聖福寺の盤谷紹適の法嗣となり、聖福寺住持を23年務める。88歳で遷化するまでに、多くの洒脱・飄逸な絵画(禅画)を残した。

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