「高士観泉図」

池大雅

画像をクリックすると拡大してご覧いただけます。

作家名: 池大雅
作品名: 「高士観泉図」
寸　法: 本紙：132.6×18.8cm
総丈：199.0×35.8cm
手　法: 紙本・墨・淡彩
備　考: ・画面右下サイン：「霞樵」、印「无名」
・画面左印：「碧梧翠竹山房」
・山中蘭径箱
・二重箱
・須磨弥吉郎旧蔵
解　説: 池大雅（1723-1776）
京都銀座の下級役人の父のもとに生まれる。4歳の時に父を亡くし経済的に苦しい中、唐様の書を学び、その才能を開花させ、萬福寺で書を披露する。
柳里恭（柳沢淇園）は早くから、大雅の才能を見抜き、物心両面で支援し、10代の大雅を支えた。
中国の故事や名所を題材とした大画面の屏風、日本の風景を軽妙洒脱な筆致で描いた作品など、作風は変化に富む。
大雅は中国渡来の画譜類のみならず、室町絵画や琳派、更には西洋画の表現を取り入れ、独自の画風を確立した。