「群猿図屏風」

長沢芦雪(長澤蘆雪)

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作家名
長沢芦雪(長澤蘆雪)
作品名
「群猿図屏風」
寸 法
右扇 本紙:167.5×88.6cm
   総丈:170.6×90.0cm
左扇 本紙:167.8×88.7cm
   総丈:170.5×90.7cm
手 法
紙本・墨・着色・金砂子
制作年
安永年間(1772~81年)後期
備 考
・画面左に「蘆雪」・印「政勝之印」
解 説
長沢 芦雪(宝暦4年/1754年 - 寛政11年/1799年)
丹波国篠山藩藩士・上杉彦右衛門の子として育つ。
芦雪25歳の時、応挙の家で『東山名所図屏風』を制作。
既に、応挙門下にあったことがわかる。
1786年から1787年(天明6年から7年)、南紀に滞在した折には多くの障壁画を描き。
当地の寺には、現在も多くの障壁画が残っている。
1799年(寛政11年)、大阪で客死。

自由奔放で、傲慢な性格であったと言われ、応挙に破門された、毒殺された、など様々な逸話があるが、芦雪の足跡を残す資料は少なく、謎の多い人物である。
奇想の絵師に数えられる。

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