「遊亀之図」

円山応挙(圓山應挙)

上の画像はクリックすると拡大してご覧いただけます。
下の画像はクリックすると上の枠に表示されます。

作家名
円山応挙(圓山應挙)
作品名
「遊亀之図」
寸 法
本紙:92.5×34.0cm
総丈:169.0×44.5㎝
手 法
絹本・着色
備 考
・画面右下に「応挙画」・「應挙」・「仲選」
・田中鶴翁箱 箱蓋裏「甲辛(※甲辰の間違いか)三月上院 花月庵題」
  ※田中鶴翁(1782~1848)…江戸時代後期の茶人。
   大坂で醸造業を営むかたわら、売茶翁の煎茶の流儀を慕い、
   花月庵流という煎茶の一派をおこす。
   天保3年平田篤胤、大窪詩仏、谷文晁、らを招いて茶会をひらいた。
   名は元長。字は倹徳。別号に花月庵,養老軒,菊井館。
解 説
・円山応挙…江戸中後期にかけて京都で活躍した円山応挙は、中国画や西洋画の技法を取り入れつつも、自然や事物の美しさをありのままに描く「写生」をもとにした画風で一世を風靡しました人物です。その繊細で親しみやすい画風は、それまでの日本の絵画観を一変させ、近代京都画壇の原点ともなった円山派を確立しました。

お問い合わせINQUIRY