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「楊柳観音図」

白隠慧鶴

  • 「楊柳観音図」
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作家名
白隠慧鶴
作品名
「楊柳観音図」
寸 法
本紙:89.6×29.1
総丈:173.0×48.5
手 法
紙本・墨
制作年
18世紀
備 考
・関防印:「顧鑑?」(白文)
・印章:「白?」(朱文)、「恵?」(白文)
・賛文:「福聚海無量」
解 説
楊柳観音は三十三観音の一つで、病苦からの救済を使命とする。
右手に柳の枝を持つことから楊柳観音と呼ばれる。
本作では座右の水瓶に柳の枝が生けてある。
賛の「福寿海無量」は、本来「福聚海無量」から来ており、福聚=「福徳」が海のように集積していることを福聚海といい、それが無量=「無限」にあるということ。
福寿は福聚と音を同じくし、幸せで長寿なこと。


白隠慧鶴(1685~1768)は、静岡県(駿河国)の生まれ。
白隠はその功績から「駿河には、すぎたるものがふたつあり、冨士のお山に原の白隠」と称される江戸中期の臨済宗の僧です。諱は慧鶴、号は鵠林、闡提窟。諡は神機独妙禅師、正宗国師。15歳の時に駿河の松蔭寺で出家。その後、諸国を行脚した後、32歳で松蔭寺に戻り住職となり、42歳で悟りを開きました。
白隠の会下には多くの修行僧が集まり、東嶺円慈、遂翁元盧、峨山慈棹、葦津慧隆、斯経慧梁、提洲禅恕らの多くの門下を世にだしました。また白隠は、それまでの公案郡を整理し、体系化したことにより、日本臨済禅中興の祖と称されています。
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