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「雲龍図」

墨江武禅

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作家名
墨江武禅
作品名
「雲龍図」
寸 法
本紙:73.8×38.0cm
総丈:168.2×53.5cm
手 法
絹本・墨
備 考
・画面左上に「武禅号」・印「道寛」
・箱書・荀・朱文方印「茸田荀石鑑定」
解 説
 本作は、沸き立つような雲の中を、龍が上へと昇ぼる姿を描く雲龍図。龍の頭頂から顎部にかけての皮膚の凹凸や角や顎鬚の印影などかなり特徴的に描かれており、また、背景を濃墨で画面を刷き、地色を塗り残すことで雲を表現しており、明部と暗部の差が大きい作品となっている。

 墨江武禅(1734-1806)は、江戸時代中期から後期にかけての大坂の絵師。月岡雪鼎の門人。姓は長田、名は道寛、または寛。通称は荘蔵。字は子全。朦朧、心月、武禅斎などと号した。大坂の船頭を束ねる家に生まれ、初めは浮世絵師・月岡雪鼎に学び、美人画を描いていたが、次第に中国絵画にも関心を寄せ、その技法を学んだ。絵のほかにも刀装具などの金工や、鉢に石を据え植物や景物を配した占景盤など多彩な作品で高い評判を得た人物です。

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