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「白萩賦」

大典顕常

  • 「白萩賦」
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作家名
大典顕常
作品名
「白萩賦」
寸 法
本紙:29.2×50.2㎝
総丈:115.3×64.0㎝
手 法
紙本・墨
備 考
・画面右上に関防印「小雲栖」
・画面左下に「北禅老衲蕉中」・印「賜紫沙門」「顕常大典」
解 説
【読み】
倭中名萩競賞。其花本草家謂天竺花。不知當否。而未見詞家有所咏也。其花有紅有白。吾山光源盛裁庭院。白者居多。一日見邀延章。諸子有詠。余亦漫賦。
日東一種擅風流、堪愛新英金露稠。點々白如初下雪、垂々緑勿未闌秋。四圍樹竹陰偏淨、並坐軒檐賞轉幽。更有諸禪成薀詠、獨憐華髪対相酬。
  北禪老衲焦中


款記には「北禅老衲蕉中」と書かれている。「北禅」、「蕉中」共に、大典の号である、「老衲」とは年老いた老僧の一人称であり、後年の作品と見られる。
漢詩の内容は。相国寺内の白い萩を歌ったもの。


大典顕常(1719-1801年)は江戸時代中期に活躍した禅僧。近江生まれ。多くの文人墨客と積極的に交わり、とりわけ売茶翁との交流は有名。奇想の画家、伊藤若冲に支援を続け、相国寺の襖絵などを画かせている。漢詩にも秀で、片山北海を盟主とする「混沌詩社」にも参加している。
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