「隻鳳亭」

大典顕常

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作家名
大典顕常
作品名
「隻鳳亭」
寸 法
本紙:25.8×40.7 cm
総丈:101.5×44.5 cm
手 法
紙・墨
備 考
・画面右上に関防印「小雲栖」
・画面左下に「笠常散草」・印「笠常之印」・「大典氏」
解 説
【読み】
奉題

隻鳳亭

孤亭廻出碧崖嵬路轉
羊膓凡幾廻鬼道練光
浮霽散鳩峯黛色傍
空開千林半染風霜後
萬籟長吹澗壑隈此日
披襟當上界賦成誰比
椘王臺
 笠常敬草

大典顕常(1719-1801年)は江戸時代中期に活躍した禅僧。近江生まれ。多くの文人墨客と積極的に交わり、とりわけ売茶翁との交流は有名。奇想の画家、伊藤若冲に支援を続け、相国寺の襖絵などを画かせている。漢詩にも秀で、片山北海を盟主とする「混沌詩社」にも参加している。

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