
作家名
作品名
「二村権之助宛消息」
寸 法
本紙:28.3×49.6㎝
総丈:105.0×61.7㎝
総丈:105.0×61.7㎝
手 法
紙本・墨
制作年
慶長17年(1612)以降
備 考
■画面左下に花押「光悦」
■大正十三年秋 金沢美術倶楽部落札あり
■文中の因洲は二村因幡守を指す。
■古研堂旧蔵
※二村権之助
二村因幡守の息子と考えられている。
二村氏は尾張国愛知郡の名族と、三河国額田郡の豪族との後裔とされ、特に二村父子は光悦と茶事を通じて交流を持っていた。
【読み】
道因老之儀
因州様へ申□入候
御意得被成可給候
延引所存之外候
恐惶謹言
十一 晦日 光悦(花押)
徳友斎
(捻封)二権之助 光悦
人々御中
【意】
道因老の件は因洲様へ申入れました。
因洲様のご意向をおうかがいください。
遅くなってしまいましたこと、思いの外のことです。
■大正十三年秋 金沢美術倶楽部落札あり
■文中の因洲は二村因幡守を指す。
■古研堂旧蔵
※二村権之助
二村因幡守の息子と考えられている。
二村氏は尾張国愛知郡の名族と、三河国額田郡の豪族との後裔とされ、特に二村父子は光悦と茶事を通じて交流を持っていた。
【読み】
道因老之儀
因州様へ申□入候
御意得被成可給候
延引所存之外候
恐惶謹言
十一 晦日 光悦(花押)
徳友斎
(捻封)二権之助 光悦
人々御中
【意】
道因老の件は因洲様へ申入れました。
因洲様のご意向をおうかがいください。
遅くなってしまいましたこと、思いの外のことです。