小堀正之(1620-1674)は、江戸時代前期の大名、茶人。近江国小室藩2代藩主。幼名を雅楽、後に大膳、名は信、政俊。号は宗慶、成宗庵など。官位は従五位下、備中守。小堀政一(遠州)の次男として伏見にて生まれる。母は藤堂高虎の養女。幼少の頃から父である遠州から茶道の手ほどきを受け、書を松花堂昭乗に師事。能書家として知られており、遠州の死にともないその跡を継ぐ。遠州の茶人としての業績をまとめ、遠州流茶道の基礎を築いたことで知られる。

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