稲葉心田(1906-1986)は、日本の臨済宗の僧。道号は心田、法諱は元明。室号は蟠龍窟。俗姓は稲葉。愛知県葉栗郡の出身。14歳のときに、当時台湾の臨済護国寺に住していた山崎大耕老師について得度し、昭和4年(1929)、京都天龍僧堂に掛塔し、関精拙老師に参禅。のち大耕老師の法を嗣ぐ。同15年、天龍寺塔頭慈済院の住職を経て、国泰寺派管長ならびに僧堂師家に就任した人物。

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