海北友雪(1598-1677)は、江戸前期の画家。京都生れ。海北友松の嫡男。名は道輝、字は友雪、通称は忠左衛門。父の没時には18歳で、画系を存続させ得ず町絵師として「小谷」または「絵屋」忠左衛門と名乗り生計を立てた。のち、春日局の推挙により徳川家光に召し出され、海北家を再興した。友雪は、当時の好みに合わせようと狩野探幽に師事し、明暦・寛文・延宝期の内裏障壁画制作にも加わった。後水尾上皇などの宮廷の御用もしばしば勤め、法橋に叙せられた。

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海北友雪

「黄石公・張良図」

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