広瀬花隠

広瀬花隠(生没年不詳)は、文政年間(1818~1830)頃に活躍した京都の画家。名は自勝、別号に睡足園。はじめ狩野派を学んだとされ、のちに桜図の名手として知られる三熊花顚の門に入り、師と同様に桜花を数多く制作した。文学、和歌にも優れた才能を発揮し、花隠は桜の品種の解説や名桜の保存にも尽力したことでも有名。代表作には仁孝天皇在位に見ることが許された左近桜を描いた『禁中左近桜図』、仙洞御所の廊間桜を描いた『洞中廊間桜図』などがある。

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広瀬花隠

「御園桜」

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