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「三幅対」

狩野常信

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作家名
狩野常信
作品名
「三幅対」
寸 法
本紙:81.0×33.1cm(各)
総丈:171.3×.48.3cm(各)
手 法
絹本・墨・着色
備 考
・画面下部にサイン「常信筆」、印「常信」(各)
解 説
本作は、狩野常信による「三酸図」、「牡丹に唐獅子」、「桐に鳳凰」の三幅対で、常信らしい穏やかな筆致で描かれています。
中幅には、仏教の祖である釈迦と、儒教の祖である孔子、道教の祖である老子が同じ瓶の桃花酸という酢をなめ、三人ともが眉をひそめたという故事を示した三酸図が描かれており、この画題は儒仏道、三教一致の思想を表す画題です。
右幅には桐の枝に止まる鳳凰が、左幅には牡丹を咥えた唐獅子が描かれています。「鳳凰」は優れた天子がこの世に現れる時に姿を現す瑞鳥として、「獅子」は、もとは仏陀の一族を守護するライオンを原型とした「唐獅子」として、祝いの儀式にふさわしい高貴なモチーフとして重要視され、絵画や工芸の意匠として盛んに用いられました。

狩野常信(1636-1713)は、江戸時代前期の江戸幕府に仕えた御用絵師。狩野尚信の長男として山城国(京都)に生まれる。通称は右近。養朴、古川叟、青白斎などと号した。1650年(慶安3)父の跡を継ぎ木挽町狩野の二代目となる。1704年(宝永1)法眼、1709年には法印となる。承応、寛文、延宝度と三度の御所造営に参加し、尚信、探幽亡きあとの江戸狩野の総帥として活躍し、狩野家の画界における世襲的地位を確固たるものとした人物です。
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