上の画像はクリックすると拡大してご覧いただけます
下の画像はクリックすると上の枠に表示されます

「薔薇・白梅に小禽図」

隺亭

鶴亭

  • 「薔薇・白梅に小禽図」
  • 「薔薇・白梅に小禽図」
  • 「薔薇・白梅に小禽図」
  • 「薔薇・白梅に小禽図」
  • 「薔薇・白梅に小禽図」
  • 「薔薇・白梅に小禽図」
作家名
隺亭 鶴亭
作品名
「薔薇・白梅に小禽図」
寸 法
本紙:77.5×34.3cm
総丈:179.1×47.9cm
手 法
絹本・墨・着色
制作年
1748年(延享5年、27歳)
備 考
・画面左上サイン:「戊辰秋写於如是住鶴亭」
・画面左上印:「隺亭図書」「高枕對天台」
・遊印:「寄興幽深」
解 説
画面左下から上へと伸びる白梅、枝には二羽の小禽が向かい合うようにとまる。隺亭の手による作品です。
枝は、二本の太い線で構成され、内側に一部塗り残しをつくることで質感を表現し、小禽は細い筆で丹念にに描き込まれています。背景の一切を排し、余白を生かした大胆な構図をとり、白梅はまばらに咲き、背後に添えられた鮮やかな色づかいの薔薇とともに、春の訪れを感じさせる優品です。
また本作の款記には、「戊辰秋写於如是住鶴亭」とあり、1748年(延享5年)、隺亭が27歳の時の作品であることが確認出来ます。
延享年間(1744-1748)に制作されたことが確認出来るものは、神戸市立博物館で開催された特別展「我が名は鶴亭」にも3点しかみえず、隺亭の初期の作品として、大変貴重です。


隺亭は、江戸時代中期の黄檗僧である海眼浄光(1722-1786)のこと。道号は玄峰、恵達、のち海眼。法諱は淨要、淨光、淨博。画号は鶴亭が有名だが、ほかに如是道人、如是主人、米寿翁、白羊山人、南窓翁、墨翁、五字庵などがある。
長崎の聖福寺四代目岳宗の法嗣。初め同寺の僧。25歳の時に師が没すると僧籍を離れ、沈南蘋の直弟子である熊斐の門下となり、彩色写生風の花鳥画を学び、独特の画風を確立。その後、黄檗僧に復帰し、萬福寺塔頭の輪流十三院のひとつである紫雲院第6代住持となり、紫雲院で15年過ごす。聖福寺の住持を請われたがこれを固辞。大坂に向い、ついで江戸に出る。幼時より絵を好み、花鳥画、蘭、竹の水墨画を得意とした。
また木村蒹葭堂や、柳沢淇園、池大雅、黄檗僧の大鵬正鯤、聞中浄復などと親しく交友し、京坂地方に沈南蘋の画風を広め、江戸後期の画壇に写実主義の風潮がひろがる契機となった人物。
ご購入のお問い合わせはこちら
隺亭の販売作品一覧
鶴亭の販売作品一覧
SHARE