「日出富士鶴図」
英一蝶
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- 作家名
- 英一蝶
- 作品名
- 「日出富士鶴図」
- 寸 法
- 本紙:35.1×51.2 cm
総丈:124.8×64.5 cm - 手 法
- 絹本・墨・着色
- 制作年
- 宝永6年(1709年)以降の作品(晩年作)
- 備 考
- ・画面右下に「英一蝶書」・印「趣在山雲泉石間」
・大倉好斎極札 - 解 説
- 英一蝶(1652年~1724年)は、江戸時代中期の絵師。京都の人。
狩野派の狩野安信に師事したが、のちに門を離れ、独自の画風を切り開いた。とりわけ風俗画を得意とし、その作風には当時の町人文化の活気や機知が反映されている。
元禄の頃には幕府から流罪を命じられ、伊豆三宅島へ送られる。配流時代に描かれた作品は「島一蝶」と呼ばれ、特に高く評価されている。
一蝶はまた、文学や詩歌にも通じ、松尾芭蕉らと交流を重ねた。