「北村季吟『発句』 松尾芭蕉『蛤画賛』」
北村季吟 松尾芭蕉
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- 作家名
- 北村季吟 松尾芭蕉
- 作品名
- 「北村季吟『発句』 松尾芭蕉『蛤画賛』」
- 寸 法
- 季吟
本紙:28.5×39.1cm
総丈:112.7×49.9cm
芭蕉
本紙:30.7×48.0cm
総丈:115.1×49.7cm - 手 法
- 紙本・墨・淡彩
- 備 考
- ・画面真中に季吟・印「慮庵」
・画面左に芭蕉・印「鳳尾」・「風羅」
・岡田利兵衛(柿衛文庫)旧蔵 No.275
・北村季吟…江戸時代前期の歌人、俳人。近江出身で芭蕉の師。
・「芭蕉翁絵詞伝と義仲寺-大津市歴史博物館30周年記念企画展-」(大津市歴史博物館/2021年2月27日-4月11日)出品作品
・【読み】
北村季吟発句
愚作の湖月抄を此比
毘門主の御方より
公方様へたてまつらせ給へり
けるよし姫路の城主より
のおほせとて杉本氏態
文していひをこせられ侍
しに
季吟
冥加あれや 上様風の
下涼み
※ 湖月抄⋯源氏物語湖月抄 延宝元年(1672年)成立。季吟の代表作。江戸時代を通じベストセラーになったといわれる。
※ 毘門主⋯山科毘沙門堂門主
※ 公方様⋯将軍徳川家綱-『北村季吟年譜』より
※ 城主⋯松平直矩
【読み】
松尾芭蕉蛤画賛
みのゝ国よりいせに
たひたつとき 芭蕉
蛤のふたみにわかれ
行秋そ