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「大津絵(槍持奴)」

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作家名
画:徳力冨吉郎、賛:久田宗也(尋牛斎)
作品名
「大津絵(槍持奴)」
寸 法
本紙:114.2×29.1cm
総丈:198.2×37.0cm
手 法
紙本・墨・着色
備 考
・賛:「日々是好日(花押)」
・画面右下に「富」・印「富太郎」
・尋牛斎箱(昭和60年)
解 説
徳力冨太郎が描いた大津絵の画題の一つである槍持奴の上部に、久田宗也(尋牛斎)が「日々是好日」と揮毫したもの。
日々是好日とは「日々是れ好日たれ」と読み、元は雲門文堰の言葉。『碧巌録』第六則にも集録される公案として知られ、毎日が人生最良の日であるという意味。


徳力富吉郎(1902-2000)は、明治時代末から平成時代にかけての版画家。徳力家は代々西本願寺絵所の家系で12代目として生まれる。幼くして、山本春挙に画を学ぶ。大正9年(1920)には、京都市立絵画専門学校に入学、入江波光に日本画を学び、卒業後は土田麦僊、鹿子木孟郎らに師事した。国展にて樗牛賞、国画賞を始め、多くの賞に輝く。


久田宗也(1925-2010)は、表千家流久田家十二世家元。京都市生まれ。本名は和彦、号は半床庵・尋牛斎。十一世無適斎宗也の長男。十三世即中斎千宗左に師事した。
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