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「墨竹図」

隺亭

鶴亭

  • 「墨竹図」
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作家名
隺亭 鶴亭
作品名
「墨竹図」
寸 法
本紙:129.0×28.2㎝
総丈:202.5×40.0㎝
手 法
紙本・墨
備 考
・画面下に「崎江鶴亭農」・印「鶴亭図書」・「善農之印」
・画面上に遊印「如窗」
解 説
画面左側に没骨の技法で描かれた二本の竹が配される、寉亭の手による墨竹図です。背景の一切を排し、モチーフを画面右側に偏らせ、空白を生むことで画面に奥行きを与えています。

隺亭は、江戸時代中期の黄檗僧である海眼浄光(1722-1786)のこと。道号は玄峰、恵達、のち海眼。法諱は淨要、淨光、淨博。画号は鶴亭が有名だが、ほかに如是道人、如是主人、米寿翁、白羊山人、南窓翁、墨翁、五字庵などがある。
長崎の聖福寺四代目岳宗の法嗣。初め同寺の僧。25歳の時に僧籍を離れ、沈南蘋の直弟子である熊斐の門下となり、彩色写生風の花鳥画を学び、独特の画風を確立。その後、黄檗僧に復帰し、萬福寺塔頭の紫雲院で15年過ごす。聖福寺の住持を請われたがこれを固辞。大坂に向い、ついで江戸に出る。
木村蒹葭堂や、柳沢淇園、池大雅、黄檗僧の大鵬正鯤、聞中浄復などと親しく交友し、京坂地方に沈南蘋の画風を広め、江戸後期の画壇に写実主義の風潮がひろまる契機となった人物である。
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