大久保忠恒(1724-1803)は、江戸時代前中の旗本。大久保忠備の嫡男。「天下の御意見番」として知られる大久保忠教の玄孫にあたる人物。通称は彦左衛門。延享元年(1744)11月に跡を継ぎ、同年12月には、徳川吉宗にお目見えし、御書院番に就く。宝暦6年(1756)に番を辞し、寛政元年(1789)に致仕した。忠恒は、旗本でありながら絵を良くし、南蘋派風の作品が知られている。

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