田中頼璋(1868-1940)は、明治、大正期に活躍した日本画家。島根県の生まれ。名は大治郎、初号は豊文。13歳のころから父について漢書を学び、17歳の時に画家を志して萩に出て森寛斎に師事し、明治35年(1902)に上京し、川端玉章に入門した。日本美術協会展で受賞を重ねる一方、巽画会審査員、日本画会評議員をつとめ、川端画学校の教授となった人物。

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