方西園
方西園(1734-1789)は、江戸時代中期に渡来した清の商人、画家。名は濟、字は巨濟、巨川、西園と号した。安房(あわ)(現在の千葉県)に漂着、長崎へ回航途中に観た富士山を故国で描き、人気を博した。水墨、淡彩の花鳥画を得意とし、後に、谷文晁により「漂客奇賞図」として模刻されるなど、日本の文人画家に影響を与えた。
方西園(1734-1789)は、江戸時代中期に渡来した清の商人、画家。名は濟、字は巨濟、巨川、西園と号した。安房(あわ)(現在の千葉県)に漂着、長崎へ回航途中に観た富士山を故国で描き、人気を博した。水墨、淡彩の花鳥画を得意とし、後に、谷文晁により「漂客奇賞図」として模刻されるなど、日本の文人画家に影響を与えた。