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「面壁図」

中原南天棒

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作家名
中原南天棒
作品名
「面壁図」
寸 法
本紙:148.0×39.2㎝
総丈:202.5×52.7㎝
手 法
紙本・墨
制作年
1915年
備 考
・賛読み「面壁乃(ノ) 祖師の姿者(ハ) 山城能(ノ) 八幡野者(ハ)たの宇里可茄子比乎」「古希加六翁 南天棒(花押)」
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解 説
中原南天棒の手による面壁図。達磨大師が嵩山の少林寺に籠り、九年もの長い間、壁に向かって座禅を組み続け、ついに悟りを開いたという故事を描いたもの。
上部に附された賛文から、本作は南天棒が76歳の時の作品であることが確認できます。

中原南天棒(1839-1925)は、鄧州全忠のこと。明治時代から大正時代にかけて活動した臨済宗の僧侶で、長崎県の生まれ。諱は全忠、字は鄧、別号に白崖窟。晩年は西宮・海清寺に住した。自ら山中で切り出した南天の棒を携え、全国の禅道場を巡っては修行者を容赦なく殴打したことから、南天棒と称された人物。在家者への教導にも力を注ぎ、山岡鉄舟、乃木希典、児玉源太郎などが彼の影響を受けたことでも知られる。
禅をモチーフにした意匠的で親しみやすい禅画を多く遺しました。
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