ギャラリー創 作品紹介 「土岐山城守宛消息」

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作家名
沢庵宗彭
作品名
「土岐山城守宛消息」
寸 法
本紙:31.6×44.0㎝
総丈:132.0×55.1㎝
手 法
紙本・墨
制作年
霜月二十八日 
備 考
■画面左に「東海寺沢庵」
※土岐山城守
土岐頼行(1608~1685)のこと。寛永6年(1629)、紫衣事件により出羽国上山藩に配流された沢庵を、上山藩藩主・土岐頼行は天下の名僧がやってくると大変喜び、沢庵のために、上ノ山に「春雨庵」という庵を新築し、沢庵を手厚く保護、そして深く帰依した。頼行ら土岐家累代の墓所が沢庵と同じ東海寺にあることなど、頼行と沢庵の交流の深さがしのばれる。

【読み】
一書申入候従信州
御帰定而今日なと
御目見可被仰存候
我等儀も被明御隙
緩々ト以参可申入候
罷下候而日々用之
事共無寸隙候
終日諸方之返状ニ
かゝり申て居申躰候
病後気力尽
致迷惑候太右衛門
取直申候へ共冬中
しかと内ニ居申養
生仕候様ニ急度
被仰付可被遣候
病をかろく存候間
とつてかへし候ハヽ
重而ハ本復成
申間敷候事々期
貴面之時候恐々
謹言
     東海寺
 霜月廿八日 宗彭(花押)
(返し書き)
「蜜柑一箱
令進上候」
土岐山城守殿
    人々御中


【大意】
一筆申し上げます。
信州からお帰り、定めし、
今日などは(将軍に)
お目見えを仰せのこととぞんじます。
私も隙をあけて、
ゆっくりとお目にかかりたいところですが、
罷り下ってから、毎日用事があり、
寸隙もありません。
終日諸方へ返事の手紙を書いております。
病後で、気力も尽き、困っております。
太右衛門を雇い直し(取直す=雇い直すの意か)
ましたが、冬中きちんと内にいて養生したいので、
急ぎ仰せ付け、遣わして下さい。
病気を軽視すると、
却って又悪化して回復出来なくなります。
お目にかかり、申し上げます。
蜜柑一箱さし上げます。

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