「グランショミエールにて」
作家名
織田廣喜
作品名
「グランショミエールにて」
寸 法
5号F
手 法
紙・水彩
備 考
・画面右下に「HIROKI ODA」
解 説
1960年代に描かれた水彩画。
”グランショミエール”はパリ・モンマルトルにある美術学校です。
織田廣喜は’60年、’62年に渡仏をしているが、その時に、グランショミエールに通っていたのだろう。
その時の、懸命にデッサンしている絵描きを目指す若者とモデルを描いた小品です。

織田廣喜
1914年(大正3)~2012年(平成24)
福岡県嘉穂郡(現在の嘉麻市)に生まれる。
藤田嗣治との関係から、二科展に出品、後に二科展の理事長を歴任する。
生涯、日本人離れした表現により、パリの空気を感じさせる作品を描き続けた。
織田作品の前に立ったときに、シャンソンが聞こえてくるような錯覚を覚えたことがあった。
無欲に、愛妻のリラさんと共に描くことだけに生涯をささげた一生であったように思える。
  織田廣喜の美術館
    ・嘉麻市立織田廣喜美術館(嘉麻市)
    ・ミュゼ・織田(福岡市)
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