ギャラリー創 作品紹介 「水野勝成宛消息」

「水野勝成宛消息」
作家名
伊達政宗
作品名
「水野勝成宛消息」
寸 法
本紙: 32.0×47.5㎝
総丈:117.0×60.0㎝
手 法
紙本・墨
制作年
元和元年(1615年)正月19日
備 考
■画面左下に「政宗(花押)」

■読み
夜前は種々申し承り、満足致し候、今夕の義之より御左右申すべく候、
辱く候/\、然れば、内々申し候馬、能くは御坐なく候へども、
形の如く躰よしにご坐候、今日にても明日にても、ご陣所へ牽かせ進ずべく候、
恐惶謹言
 正月一九日 政宗(花押)

(返し書き) 
「尚々馬の事、二疋ほどござ候ご左右次第に進ずべく候、二つの内一疋御留め候はば辱かるべく候以上」
    松陸奥守
(結封)水日向様 政宗
   人々御中

■訳
昨晩は色々申し承り、満足です。
今夕の儀はこちらからご連絡いたします。
ありがとうございます。さて、内々申しました馬のことです。
よいものではありませんが、おきまりの形だけはよいものです。
今日にでも明日にでもご陣所へ牽かせ、進上いたします。

(返し書き)
なお馬は二疋ほどいますから、ご連絡次第にさし上げます。
二つの内一疋を差し上げたいと思います。

※「陣所」とあるので、元和元年(一六一五)正月一九日に、大坂冬の陣とあとで書かれたかと思われる手紙。政宗の花押のかたちからもそのように判断される。

※水野勝成(1564~1651)…江戸時代前期の武将・大名。
 三河刈谷藩主、大和郡山藩主を経て備後福山藩の初代藩主となる。
 武勇を讃え、「鬼日向」と異称。
 父は水野忠重で徳川家康とは従兄弟の関係。
 藺草の栽培、畳表の生産奨励、銀札錢札の発行、用水設備・新田開発造成を率先して行い、
 藩の経済的基盤を確立した。

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